伊達政宗像のかぶと破損 地震一夜明け被害明るみに 東北新幹線は全線復旧10日前後か <宮城>   (21/02/14 19:00)

伊達政宗像のかぶと破損 地震一夜明け被害明るみに 東北新幹線は全線復旧10日前後か <宮城>   (21/02/14 19:00)

仙台市博物館にある金属製の「伊達政宗像」。かぶとの部分が折れてしまっています。

仙台城ボランティアガイド 須藤恒さん
「政宗さんじゃないとやっていない三日月マークなのでそれが無残な形になって辛い」

青葉区の小中学校18校に給食を提供するこちらの給食センターでは地震の揺れで壁面などが落下。復旧の目途は立っておらず、15日の給食を準備することができなくなってしまいました。

仙台市荒巻学校給食センター 竹中克己所長
「(これから)復旧についての打ち合わせとか、確認をするので正確に何日という話ができない」

被害は漁港にも及んでいます。
女川港では、岸壁部分の地面が数百メートルにわたってずれ、20センチほどの段差ができる被害が発生しました。

地震はコロナで影響を受ける観光地にも追い打ちをかけました。
みやぎ蔵王こけし館では、展示している5500点のこけしのほとんどが倒れ一部が壊れてしまいました。

また白石城では天守閣の壁など200カ所以上で亀裂が確認されました。

14日は安全確認のため休館となり、15日からは一部立ち入りを制限して再開する予定です。

県によりますと県内では55人がけがをして、このうち6人が重傷だということです。住宅への被害も確認されていて、被災した人たちは不安な夜を過ごしていました。

住民「全然動けないから。病気で」

給水車の前にできた長い列。県内各地で断水が相次ぎました。山元町では14日朝から町内の8カ所に給水車を出動させ、対応にあたりました。

住民「トイレと顔が洗えない水のありがたみが身に染みました」

山元町の障害者支援施設です。新型コロナウイルスの感染対策のため、水を使用する機会が多く、断水が解消されるまでは、施設の再開は難しいと話します。

特定非営利法人ポラリス田口ひろみ代表理事
「水が出ない限りは休み。(コロナのこともあるので)水がでないと活動できない」

一時、断水が続いた丸森町の小斎地区。

この地区で暮らす窪田浩さんです。地震の揺れにより散乱した日用品などの片づけに追われていましたが、そこに断水が起きてしまいました。

窪田浩さんです「(給水車は)やっぱりありがたい」

県内では、14日午後3時半時点で仙台市の70戸、山元町の約2000戸で断水が続いていますが、山元町では、解消の見通しが立っていないということです。

交通機関にも影響が出ています。おととしの東日本台風で大きな被害を受けた阿武隈急行です。3月からようやく本来のダイヤでの運行に戻る予定でしたが、13日の地震で、丸森駅のホームには長い亀裂ができていました。

阿武隈急行 丸森駅駅員大沼晋一さん「(本来のダイヤに戻るまで)あと1カ月…残念ですね」

阿武隈急行では14日時点で全線で運転を見合わせていて、運転再開の見通しは立っていないということです。

また東北新幹線は福島県内で電柱が傾く被害があり、那須塩原駅と盛岡駅の間で、運転を見合わせています。全線の復旧には10日前後かかる見通しだということです。

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