HSPについて、1分でまとめます(字幕あり改善版、心療内科・精神科こころの不調シリーズ)#Shorts

HSPについて、1分でまとめます(字幕あり改善版、心療内科・精神科こころの不調シリーズ)#Shorts

HSPについて、主な症状や治療法など、全体像につき1分で説明しています。(字幕ありの改善版です)
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↓↓内容の詳細は下記になります。

【まとめます!HSP】心療内科・精神科 こころ診療所グループ(府中こころ診療所・こころ診療所吉祥寺駅前)

(1)HSPとは?
HSPとは、「Highly Sensitive Person」の略で、「敏感な人(敏感さん)」の意味です。生まれながらの特性として、敏感さ、感受性の高さなどが目立ち、長所もある一方で、慢性的な疲れやすさなどの影響が出てしまうこともあります。

(2)HSPの3つの特性
HSPには、主に敏感さに関連した以下の3つの特性があり、その結果、ともすると消耗し、疲れやすくなります。
①深く考えすぎる
物事を深く考える傾向があるとされます。深く考えて物事の本質をつかみやすいのですが、一方で、些細なことまで「考えすぎてしまう」ことで、消耗してしまうことがあります。
②刺激に敏感
相手の感情や、日常の音などの刺激に敏感です。物事をじっくり感じ取れる一方で、多くの刺激に敏感に反応するため、疲弊しやすい面があります。
③共感性が高い
相手に対して、強く共感できる傾向があります。一般のコミュニケーションの質が上がりますが、特に悪意ある相手に振り回され、疲弊してしまう危険性があります。

(3)注意:HSPは精神医学の言葉ではない
 HSPは、心理学者アーロン博士が定義した概念であり、精神医学の基準(DSM-5)には出てこないものです。一般的に、HSPで定義される特性の多くは、不安障害(不安神経症)と非常に類似しています。

(4)HSP→多くは不安障害(不安神経症)
HSPの特性は、精神医学の点ではおおむね「不安障害」に該当します。より厳密には、「不安障害(後天的なものも含む)」+「幼少期から持続」になります。
日本の精神医学にある(不安)神経症は、まさにこの「生まれながら」+「敏感さ(不安)」に一致している概念で、HSPと極めて近いと思われます。
ただし、たとえば発達障害の「感覚過敏」が、時にHSPの「敏感さ」と重なる場合があるなど、別の病気の可能性もあるため、精神医学的な鑑別は重要です。

(5)HSPの鑑別疾患
「HSPではないか」と思った方の多くは、上記の「不安神経症」と一致しますが、以下の病気の可能性も否定できず、鑑別を要します。
①発達障害(ASD,ADHD)
発達障害の「感覚過敏」が、HSPの「敏感さ」のように見えることがあります。その場合は、例えば対人面など(HSP→気を使いすぎる、ASD→気を使えない)の他の側面から鑑別を行います。
②他のこころの病(うつ病、統合失調症など)
うつ病、統合失調症の症状で「脳が敏感」になり、HSP的敏感さのように見えることがあります。その場合、他の症状の有無や、幼少期の症状などから見分けます。
③からだの原因
例えば甲状腺の不調などから、HSP的敏感さが生じることがあります。血液検査などを行う投資手、鑑別を図ります。

(6)心療内科でできること
心療内科・精神科では、HSP的症状に対し、精神医学的診断(不安神経症など)を行いそれに対する精神医学的治療を行うこと、および体の原因の除外を行うことが可能です。(必要時は、高度医療機関に相談・精査を検討します)

(7)心療内科で難しいこと
一方で、あくまで精神科的診断になるため、「HSPの確定診断」「HSPの根本治療」は困難です。また、原則薬物療法が主体になるので、「長時間のカウンセリング」は困難です。

(8)生活面の工夫
HSPは、社会生活にはむしろ有利な点も多いですが、刺激から「疲れすぎる」ことの影響が弱点です。「考えすぎない」「刺激を減らす」「対人距離とる」「状態を感じ取りうまく休養・リラックスする」ことで弱点をカバーし、本来の長所を生かすことを目指します。

(9)受診を考えるとき
HSP特性には、まずは前述の工夫を継続しますが、以下の場合は受診が選択肢になります。
①生きづらさが強い
工夫してもうまくいかず、緊張、疲労などが強い場合。補助的にはなりますが、緊張への漢方薬や、不眠への眠剤などが有効な場合があります。

②社会生活が困難
敏感さ以外の面で、なぜか社会でうまくいかない場合。発達障害での敏感さの可能性もあり、その点も含め、一旦受診し相談するのも選択肢です。

③心身の不調が強い
HSP特性からの疲労からのほか、二次的なうつ病・自律神経失調症等の精神不調の可能性があるため、受診し対策するのが選択肢になります。

こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
府中こころ診療所(東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887)
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